日本人と欧米人のワキガの割合は大きな違いがある
わぎが体質の日本人は約10%といわれています。皆さんが思っていたより多いでしょうか?少ないでしょうか?日本人にワキガの割合が少ない一方で、ワキガ体質の方が多いのが欧米人です。欧米人のワキガ体質の割合は、なんと約80%といわれています。つまりほとんどの人がワキガ体質ということですね。
この70%もの違いは一体どこからくるのでしょうか?欧米人にワキガ体質が多いのは、昔から肉中心である食生活を行ってきたことに理由があるといわれています。しかし、現代の日本人の食生活も欧米化してきています。ですから、10%といわれている日本人のワキガ体質も今後は増加していく傾向にあるといわざるおえないでしょう。
欧米人はワキガを気にしない
欧米のように約80%の人がワキガ体質であるとなると、欧米ではワキガや体臭は、あっても普通のことと認識されています。つまり、ワキガ体質を指摘する人や気にする人は少なくなります。ワキガ体質であることを日本人のようには悩まないということです。
日本人がワキガに悩む方が多い理由は、ワキガの割合が少ないことも大きく関係しています。しかし、それだけではなく日本人があまりに、においに対して過敏過ぎる反応をしてしまうことも大きく関係しています。
普段の生活を清潔に過ごすこと自体はすごく大切なことではあるのですが、清潔を気にするあまり日本人はにおいにも敏感になり過ぎているようです。
もともと嫌な臭いに感じるのは、危険な臭いがするものから身を守るためです。例えば食べ物が腐った臭いであったり、ガスが漏れた臭いであったり、これらを察知できないと危険な目に遭ってしまいます。しかし、ワキガの臭いは危険ではありません。
もちろん、嫌な臭いというのは誰だって嫌なものです。でも過敏になり過ぎるというのもメンタルな面で考えると、よくないことです。ワキガに悩んでいらっしゃる方も悩みすぎないこと、周りの人も少しだけ優しい気持ちを持って接するようにしてあげましょう。