多汗症の汗がでるエクリン汗腺の働き
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多汗症とは、唇と性器以外の人間の体全体に分布しているエクリン汗腺からでる汗が、異常に放出される状態をいいます。
多汗症の原因となるエクリン汗腺からでる汗は、そもそも何をしている汗腺なのかというと、体温調節のためにだされる汗です。体温調節のためにでる汗は、「温熱性発汗」と呼ばれます。
その他、皆さんも経験があると思いますが、辛いものを食べた時や精神的に緊張した状態などでも、エクリン汗腺から汗が放出されます。エクリン汗腺からでる汗は、わきがの臭いの原因となるアポクリン汗腺からでる汗とは違った種類の汗なのです。緊張時などにでる汗は、「精神性発汗」と呼ばれます。
エクリン汗腺からでる汗は、能動汗腺の数や活動状態で決定されます。能動汗腺は幼稚園入学まで位の生活環境によって決まってしまいます。しかし、能動汗腺の数が多くても普段汗をかく期会が少ない現代人の場合には、能動汗腺の機能が低下してしまっているといわれています。
いわゆる汗っかき=多汗症と思いがちですが、汗っかきの人が多汗症というわけではなく、体温調整のために汗がでること自体はよいことであり、自然で正常な状態なのです。べたついた悪いあせではなく、良い汗をかくのは大いによいことなんですね。
逆に能動汗腺の機能が低下して汗をかきにくくなると、体臭のいやな臭いやわきがの臭いを助長してしまう、悪い汗がでてしまうこととなります。
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